青森県の名産漬物【ミズの一本漬け】

ミズの一本漬けは、津軽の代表的な野菜である「ミズ（ウワバミソウ）」と呼ばれる山菜の一種を、塩漬けにし、調味液に漬けこんだお漬物です。

細長いミズを一本丸ごと皮ごと漬け込み、食べるときに皮をむいでいただきます。

ミズの一本漬け　特徴

ミズは一見フキにすこし似ていますが、フキのように筋張っておらずその名の通りみずみずしいのが特徴で、他の山菜と比べ、クセやアクが少ないので食べやすく調理もしやすい山菜です。

ミズの一本漬け　作り方

収穫したミズは手で皮をむいて熱湯にさっとくぐらせてから塩漬けで冷凍保存しておきます。一本漬けは葉っぱが付いた状態でミズを束ね、葉を切り落としてから樽で塩漬けします。山菜の目方の５割の重さの塩を入れ、軽めの重しをのせておきます。塩抜きしたあとで一本漬けの場合は皮をむかずに調味液に漬け込み、皮をむきながら食べるのが津軽式の食べ方になります。

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●みずの漬物

※参考：第9回　青森県｜全国漬物探訪｜漬物機能研究所 – 東海漬物 (kyuchan.co.jp)
※参考文献：漬物同好会「諸国漬物の本　風土が生んだ逸品を訪ねて」