岩手県の漬物【金婚漬け】夫婦のように時がたつほど味が出る

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金婚漬け(きんこんづけ)は岩手県花巻市にに古くから伝わる漬け物です。

ウリのワタをくり抜き、その中にコンブで巻いた大根や人参を詰め味噌漬けにしたものです。

この「金婚漬け」の親戚に関東地方では「鉄砲漬け」、三重の「養肝漬け(ようかんづけ)」などがあります。どれも瓜を使い、真ん中をくりぬいてから中に野菜などを詰めたお漬物です。

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金婚漬け(きんこんづけ) 由来・特徴

金婚漬けの名前の由来は諸説あり、

「きんこ」とは岩手の陸中海岸の浅瀬にすむナマコのことで、漬け物形状がナマコに似ていることからこの名称がついたとも、漬物床の中で熟成させて時間を経るごとにいい味が出てくることから夫婦になぞらえて「金婚」漬、と名付けられたとも言われています。

昔はどこの農家でもみそを手作りしており、みその発酵を促すためにダイコンやキュウリ・人参などの野菜を入れることも多く、金婚漬はその延長で生まれたのでは、といわれています。

金婚漬けとよく似た漬物が関東の鉄砲漬けというものがあります。金婚漬けはウリのワタをくり抜きその中にコンブで巻いた大根や人参を詰め味噌漬けにしたもので、鉄砲漬けはシソを巻いた青トウガラシを中に詰められています。

金婚漬け 美味しい食べ方

金婚漬けを食べるときには、シンプルに輪切りで食べるほか、刻んでお茶漬けやおにぎりの具としても重宝します。

「長い時間漬ければいい味が出る」とわれているとおり、樽に数年漬けることも珍しくなく、けっこうしょっぱくなっているものも多いです。そういった場合は細かく刻んで食べるのがおすすです。

金婚漬け 通販

●岩手県花巻市の株式会社道奥(みちのく)の大人気商品。 花巻市の伝統の漬物です。

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