日野菜漬けは、滋賀県蒲生郡日野町の地域の伝統野菜であるカブ「日野菜」をぬか漬けにしたものです。
日野菜かぶはラディッシュと大根の合いの子のような見た目をしていて、ピンク色と白色、そして緑色のコントラストがきれいなお野菜です。味は独特の辛味があり、漬物にすると風味がよくなります。
そのひの菜を昔ながらの本仕込みで糠漬けにしたのが「日野菜漬」で日野菜は京野菜とも言われますが、もともとは名前の通り滋賀県の日野菜で作られたお野菜です。
日野菜漬け 由来・特徴
日野菜漬けは、室町時代後期(応仁・文明の乱の頃)の蒲生氏の当主蒲生貞秀公が、滋賀県の日野という場所で自生している野菜を見つけ、お漬物にしてお公家様に贈ったことが始まりだといわれています。
日野菜はその鮮やかな色合いから「緋の菜」や「あかな」「えびな」などとも呼ばれています。
この日野菜かぶを漬けた物を場所にちなんで「日野菜漬け」、またそのとても綺麗な薄紅色から「桜漬け」と呼ばれれる事もあります。
日野菜つけ 美味しい季節・食べ方
日野菜漬けが一番おいしい季節は、11月中旬から12月にかけての物が美味しく食べることができます。日野菜漬け日野菜漬けは主にぬか漬けと調味液漬けがあります。
ぬか漬けの場合は糠を水洗いし、調味液漬けはそのままで、身の部分は薄切りにし、葉の部分は細かく刻む食べ方がおすすめです。すこしピリッとした独特の辛みが際立ち美味しくいただけます。
滋賀県近江の漬物店山上の「山上茶寮」では、二十種類以上のお漬け物が楽しめる「お漬物バイキング」があり、この日野菜漬けも食べることができます。
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