京都のお漬物【壬生菜漬け】伝統の京野菜

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京都市の壬生地区を発祥とする京の伝統野菜「みぶ菜」を使った「壬生菜漬け」は、特有のピリッとした辛味と香りがある人気のお漬物です。


【画像鵜提供:京つけもの 西利】

主に塩漬けされたものが人気ですが、ぬか漬けは家庭の味として親しまれています。

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壬生菜漬けの主な使用食材

「壬生菜」

壬生菜は、京菜とも呼ばれ、水菜によく似ていますが、葉の先が丸くヘラのような形をしており、水菜のようなギザギザがありません。

壬生菜の味は、ぴりっとくるような辛さと苦みがあります。ビタミンCがホウレンソウよりも多く、食物繊維も豊富です。

壬生菜漬け 歴史・由来

壬生菜はもともと水菜で、1,800年頃、水菜が自然交雑して壬生菜になったとされています。

壬生村(現京都市中京区壬生地区)で葉っぱに切れ込みのない品種が発見されて以来、盛んに栽培されるようになった事から『壬生菜』と呼ばれるようになりました。

ただ、都市化が進んだ現在では壬生地区周辺で壬生菜の栽培はされていません。

ピリッとした辛味が漬物にピッタリなので壬生菜はほとんどが漬物に使われています。

壬生菜漬け 美味しい季節・食べ方

壬生菜は露地栽培が中心で冬の野菜です。 12月頃から出始め、1月をピークに3月頃まで並びます。食べ頃の旬は1月2月です。

その時期に漬物にするのがもっとも美味しく、漬物もは1月2月が食べ頃です。

京都の名産漬物である千枚漬けと一緒に食べられることも多く、緑の彩りを添えて千枚漬けの白さを際立たせます。

壬生菜漬けの美味しい食べ方は、3センチほどの長さに切って食べるのが一般的ですが、細かくみじん切りにして、土生姜やちりめんじゃこと和えても美味しくなります。

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