千葉県の漬物【鉄砲漬け】復活した名産お漬物

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鉄砲漬けは、白瓜の中を鉄砲のようにくり抜き、しその葉を巻いた青唐辛子を火薬に見立てて詰め、醤油とみりんを主体とした調味液で漬け込んだお漬物です。


成田不動の名で有名な成田山新勝寺の門前町で土産品として売られているのが有名です。

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鉄砲漬け 由来・特徴

鉄砲漬けの名前の由来は、うりを砲筒、青とうがらしを弾丸に見立てたことから「鉄砲漬け」と名付けられました。

1950年代ころ、成田山池之端の料亭・「名取亭」が商品化したのが始まりとされています。農家が自家用に作っていた「鉄砲漬け」を真似て、味付けを工夫し客に出したところ評判が良かったため、それから提供を始めたのです。

そうしてできた鉄砲漬けですが、実は1度成田産の白瓜が消滅してしまったことがあります。

鉄砲漬けの発祥の地である成田市では、古くからたくさんの農地で白瓜の生産がされてっぽう漬けが作られていました。しかし昭和40年代に成田国際空港の開発が進むとともに、白瓜を作っていた農地が減っていき、成田市では一度白瓜の生産が完全に途絶えてしまったのです。

なので鉄砲漬けには海外産の白瓜が使われるようになりましたが、歯ごたえなど国産に勝るものはありませんでした。その状況を憂いたJA成田市と地元の漬物業者が立ち上がり、再び成田市で白瓜の生産が始まりました。

まだ昔に比べれば生産量は少ないそうですが、成田山新勝寺の表参道で売られいている国産の白瓜を使ったてっぽう漬けはとても人気で、成田山の名物です。

成田産のてっぽう漬け 通販

●「沢田漬物 てっぽう漬け」

地元・成田市の白瓜の実を使用して作っている沢田漬物の鉄砲漬けは採れたての瓜を新鮮なうちにくりぬいて漬け込んでいます。

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