「豆腐の梅酢漬け」は、梅酢のさわやかな酸味とねっとりとしたチーズのような食感が特徴の高知の郷土料理です。
「畑のお肉」とも呼ばれるほど栄養価が高い豆腐。その豆腐を使った「豆腐の梅酢漬け」は、冷蔵庫のない時代の常備食、保存食でした。
豆腐の梅酢漬け 由来・特徴
昔は豆腐も家庭で作られることが多く、「豆腐の梅酢づけ」は、津野山地区の郷土料理として親しまれてきました。この地区でつくられる豆腐はかたいことが特徴で、豆腐の酢漬けにピッタリでした。
豆腐の梅酢漬け 作り方
1.木綿豆腐の水分をできるだけ出してしめます。
2.その後両面をグリルで焼きます。こんがりと茶色くなるくらい。こうして焼くことによって豆腐がしまり、梅酢の味が入りやすくなります。
3.タッパーやジプロックに梅酢と豆腐を入れ漬け込みます。1週間程つけこんで出来上がりです。
赤紫蘇の入った赤梅酢を使うときれいな色に仕上がります。
「豆腐の梅酢づけ」は、こうしてかための豆腐を梅酢に漬けて作られてきたもので、保存食として重宝されてきました。梅酢で染まった赤い見た目があざやかで、高級料理店でも出されていました。
保存食として作られたため塩分が高く、まろやかなチーズのような、しっかりとした味わいが酒のサカナにぴったりです。
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