栃木県の名産漬物【たまり漬け】味噌の上澄みで作ります

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たまり漬は、味噌の製造過程にでる上澄み(たまり)に大根やキュウリ、ナス、らっきょう、生姜などの野菜を漬けたお漬け物のことです。

ベッコウ色になるまで漬け込むので、野菜の中に発酵熟成した旨みが凝縮されています。

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たまり漬け 由来・特徴

昔は味噌を手作りする家庭が多く、栃木の地方では味噌を作る過程でできる液体「たまり」をすくい取り、いろんな野菜を漬け込む風習が伝えられてきました。一般家庭などで小規模に作られてきた地方独特の漬物を1940年代後半に商品化したのが、栃木県今市市(現日光市)の上澤梅太郎商店で、現在は地域の特産品となっています。

たまりはみその発酵・熟成中にできる「みそから分離した液体」のことで、みそのエキスがぎゅっと凝縮されています。そのため少し塩辛くもありますが、栄養もたっぷりと含まれています。その中に付け込んでできる「たまり漬け」は味がしっかりとついているので、薄く切って食べるのが好まれます。

たまり漬け 通販

●栃木産の野菜を使ったたまり漬け

●国産四種野菜 たまり漬け

※参考文献:小泉武夫著「漬け物大全」、小川敏男著「漬物と日本人」
※参考文献:漬物同好会「諸国漬物の本 風土が生んだ逸品を訪ねて」

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