九州地方の漬け物で有名な「高菜漬け」は、「野沢菜漬け」「広島菜漬け」と並び日本三大菜漬の一つです。
高菜は緑黄色野菜のからし菜の一種で、葉や茎がやわらかく辛みがあり、ピリッとした辛さが人気です。
高菜漬け 由来・特徴
高菜はアブラナ科の越年草で、からし菜の変種になります。原産地は東アジアで、明治30年代に中国から日本の九州に入ってきました。
九州地方にはいろいろな種類の高菜があり、福岡をはじめ熊本や長崎にも特産の高菜があり、それに付随して特産の高菜漬けがあります。
高菜は非常に病気に強く弱い土地でも育つため、日本中に広まっていきましたが、特に暖かい気候を好むため、温暖な九州地方に多く広がったようです。
福岡県ではみやま市瀬高町が日本有数の高菜の産地で、高菜の加工品や高菜漬けの生産も盛んになっていきました。
高菜はカラシナの仲間なので葉には少しピリッとした辛味があり、これが特徴となっていて、漬け物になってもこの辛みが人気となっています。
この辛み成分はマスタードなどと同じイソチオシアン酸アリルという成分によるもので、そのまま食べるよりも料理の材料として油炒めにしたり肉と一緒に煮込んだりといった使われ方をすることが多いのも特徴です。
高菜漬け 美味しい食べ方
高菜漬けの特徴はピリッとした辛味とシャキシャキとした食感です。その辛みが白いご飯のお供にぴったりですのでそのまま食べても美味しいです。
他には高菜漬けチャーハン、高菜とベーコンのパスタなど、炭水化物との相性が抜群に良いお漬物です。
スーパーなどで市販されている高菜漬けは刻んであるものが多いですが、刻んでいない高菜漬けの葉を海苔に見立てて海苔巻きやおにぎりにするのも人気です。
九州の高菜漬け 通販
◎厳選された福岡瀬高産高菜漬けに秘伝の味付毛高菜漬け
リンク
◎阿蘇おふくろ工房の阿蘇本漬けたかな
リンク
コメント